広告業界10年の経験から、事業戦略およびマーケティン戦略のコンサルタントとしての独立

こんにちは、セレです。私についてご紹介するにあたり、インタビューをしていただいたのでその記録を記載させていただこうと思います。私の考える・目指す事業戦略やマーケティング戦略のゴールがどんなものなのか、イメージが伝われば幸いです。

とても多くの素晴らしいプロジェクトに携わらせていただいてきたので、絞るのはとても難しいのですが、強いて言うなら「視覚障碍者が撮影した写真の立体プリント展」でした。 ある企業のマーケティングのために行われたプロジェクトではありましたが、本当に多くの人に喜んでいただくことができました。 また、この時に自分とは価値観や考え方が大きく違う方への配慮についても学び、自分自身の人生経験の少なさを顧みるとともに、「企業のPRのためだけではなく、それを見た人にも喜んでもらえる広告・マーケティングを行いたい」と強く考えるようになりました。

多くの事業は「誰かの困った」を解決することを目的とされています。 しかし実際に事業をスタートさせていると、お客様との対応に追われたり、事業を運用する上での課題も発生することで手一杯になってしまい、根本の問題点に気付くことが難しくなってきます。 そこで、一度立ち返って私が客観的に課題点を整理し、解決方法までを事業戦略に盛り込むことで、「無理なく事業が継続できる形に導く」ことを目指したいと思っています。

クライアントの業種・職種も幅広いので難しい質問ですが、一番は仮説を立てて理想に向けて修正を続けることだと思います。
「お客様が本当に困っているのは何か？」「本当にお客様にしたいのは誰なのか？」を明確にすることはとても難しいです。
50年以上前からセオドア・レビット氏より「ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく『穴』である」と言われていたり、ジャンクフードチェーン店のアンケートに「ヘルシーメニューを増やして欲しい」という要望が多くて対応しても実際売上は上がらないように、最初から精度高く確実なものを確立することはとても難しいと思います。
だからこそ、明確な仮説を立てて、仮設との違いを修正して理想に寄せる作業を続けることをサポートし続けたいと思っています。

期間が限定されているオンライン上のキャンペーンで思ったようにクリック数が伸びず、キャンペーン終了までに間に合わせられる施策を検討し、徹夜でサイトの改修案およびデザイン修正指示を作成、翌朝から各メンバーとディスカッションを重ねつつ調整を続けたことで、なんとかKPIを達成させることができました。 また、オフラインの施策、特にイベントでは目の前で行われるからこそ臨機応変な対応が求められる場面が多数ありました。 スタッフや看板の配置変更、誘導同線の変更やアナウンス内容の追加・変更を即時判断することも多かったため、リソース・リスク・メリット・デメリットの計算についてはかなり鍛えられてきたと思います。

「とにかく広い視野で考えること」を癖にするようになったのは、こういった多くの経験がもとになっていると感じます。 中には費用対効果の意味で考慮の必要が無い場合もありますが、クライアントやお客様やクライアントのパートナー企業のすべてにとって一つでも多くの喜びをとっていくためには、まずはなるべく多くの可能性を考え、その中から即時的な判断を行っていくことだと思います。